2019/03/11 グラスマン数って何?恋人はいるの?調べてみた!
予備審査の記事以降、更新をサボってしまった。 あの後、年明けの公聴会を経て無事に学位申請を認めていただき、博士号を授かりました。 ありがとうございました。
以下、記録
色々あり、半導体中の電磁場の有効作用を求めようと思った。 電磁場は初めてなので、先ずはラグランジアンを吟味した。 そして、誘電率や透磁率が真空とは異なるときのMaxwell方程式を導くラグランジアンが手に入った。 これは誘電率や透磁率が空間依存してても対応できる。
また、非相対論的な電子についてのラグランジアンも求め(これは直ちにわかる)、さらにゲージ原理から電磁場との相互作用の形がわかった。
手元の教科書をいくつか見たところ、Grassmann数(初めて使う)の定義が何種類かあることに気づいた。 Grassmann数の積分をcとしたとき、c=1とするかc=iとするかである。 状態(もしくは場の演算子)の位相のようなもので、計算結果には影響しないんだろうけど、なんだかスッキリしない。 そもそも、Grassmann数の積分が何なのか理解できない。もっと基礎に戻ると和や積の正体がわからない。 計算のツールとして割り切るべきか…?